Time is money $$$
LongTailのChris AndersonはエントリーでNew York Timesに掲載されたSheryl Crowのコメントなどをあげ、ウォール街の人たちやアーティストは”Free”という意味を間違ってないだろうかと指摘している。Sheryl Crowは記事の中で人々が音楽を無料にすべきだと思ってるということが悲しいの。それって自分たちの作品に価値がないっていうことでしょ、、、と語っているが、Chrisはコストがゼロということと価値がないということはイコールではないでしょう、と以下のような説明をしている。『価値を計れるのはお金ということになるがウェブの世界はほぼattention(traffic)とreputation(links)の2つの非通貨の経済でなりたっていてこれら両方は無料のコンテンツや無料のサービスから巨大な利益を得ることができる。グーグルのバランスシートを見れば一目瞭然だがこれら2つの非通貨のどちらでもとても簡単にお金に換える事が可能だ。無料をベースに構築されたビジネスモデルは数多くあるが(ここで紹介されている)、それらはすべて無料のものが価値を持つという概念に基づいていて私たちがそれを測る方法は人々がそれらに費やす時間にある、、、』。最後に『ウォール街のアナリストに”Time is money.”ってことをマジで思い出させた方がいいのかな?』とおちゃめなコメントも。確かに彼が言うように”Free”の議論の中にSheryl Crowのような発言を聞くことがある。そもそも議論のベースにとなるマーケット認識や描いている将来像やビジネスモデルに大きな相違がある状態で誰にでもわかりやすくて刺激的な言葉(この場合は”Free”)がキーワードとなることで議論がさらに噛み合わなくことっていうのは良くあることかも知れない(著作権にまつわる議論もそうかな)。だからこうして時々確認をいれるのは良いことではないかと思う。これは経験からだけれどもChrisの説明しているようなwebのビジネスモデルの基本って意外とリアルの世界でビジネスをやってるものには理解できているようでできていない感じがあって。言葉ではわかるんだけど実はしっくり来てないのでは?みたいなね。音楽はここがあやふやなところにCDはただで配ってライブで稼ごう、みたいなまたあまりに分かり易すぎる話が広がったりして余計に本当に考えなきゃいけないポイントが見えずらくなっている感じもあるかな。FreeとかAnti-Freeとか熱くなる前にとりあえずChrisのリストしてるレベニューモデルでもチェックしながらあれやこれやと新しいビジネスモデルを模索したり議論してみるのはどうだろう。世の中が変化するってことはリスクもあるけど同様に機会もあるってことだから。。。

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