建築家の頭の中を覗いてみよう

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東京国立近代美術館で『建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳』という展示会がはじまった。スイスのメルクリ氏と日本の青木さん、偉大な建築家二人がそれぞれその創作の課程においてどのように着想を得てそれをどのようにかたちにしていくのかという思考のプロセスを垣間見ることができる。貴重で興味深い体験だ。会場では青木さんの作品、住宅《M》のために作られた100個を越えるスタディ模型が宙に吊られて漂う展示空間の中を創作課程の試行錯誤を記したテキストを読みながら回遊することができるが、それは生みの苦しみに悩む青木さんの脳の中へとこっそりと忍び込んで事を覗き見してるような気分。しかし、悩む悩む悩むねー。妥協することなく形を追い求めるその課程は本当に感動的で刺激的だ。メルクリさんの展示の方は彼のドローイングを中心に。こちらはプロセスを追うのはちょっと困難でしたがドローイングのひとつひとつがなんともいえない味というか魅力があって青木さんの展示とはまた違う感動があった。ひとつの会場の中で異なる二人の建築家の頭がパカっと開かれたようなこの展示会、面白いのでお見逃しなきように。

by fushitani | 2008.06.06 00:32:50 | 建築



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