ヤンキー文化論序説
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月曜の夜、新宿厚生年金会館で布袋さんのライブで、怒濤のロックに体を揺られながらどうしても頭から離れなかったのが、最近、就寝前にコツコツ読んでる『ヤンキー文化論序説』に収録されている近田春夫の「ヤンキー音楽の系譜」 。みゆき族の広がりにより絶滅品種となったロカビリーなリーゼントファッションがたった数分間のキャロルのTV出演によりトップモードに返り咲き、結果的に、このことが、ヤンキー的体質というものが日本の音楽シーンにおいて大きな意味を成すきっかけとなったとし、キャロル〜横浜銀蝿〜BOØWY〜気志團というヤンキー音楽の系譜を描いてみせる。この本は編者、五十嵐太郎のヤンキーは人口の総数が少ない訳でもなくサイレントマジョリティであり、ヤンキーを論ずる事は、それが東京から情報発信されることのない文化であるがゆえに、東京不在の日本論に繋がっていくのではないか、、、という思いから、宮台真司、都築響一、斎藤環、永江朗、速水健朗らを招き、ヤンキー文化、その起源、ファッション、音楽、生き様などについて、それぞれの目線、さまざまな角度からヤンキー論を展開させている。こんなにも身近にありながら、その文化的な意味とか歴史とか全く考えたことのなかった領域ゆえに、読み進めるほどにとにもかくにも面白過ぎる一冊。ナンシー関 ヤンキーコラム傑作選、収録。

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